2014.3.5〜15

  ・1日目 ロサンゼルスへ
  ・2日目 サンサルバドル(乗継)〜リマ(乗継)
  ・3日目 リマ〜アスンシオン〜イグアスの滝観光
  ・4日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光
  ・5日目 イグアス移住地〜アスンシオン(パラグアイ)
  ・6日目 リマ〜クスコ観光〜ウルバンバ(ペルー)
  ・7日目 マチュピチュ観光
  ・8日目 クスコ〜リマ市内観光
  ・9日目 ナスカ地上絵観光
  ・10日目 リマ〜サンサルバドル(乗継)〜ロサンゼルス
  ・11日目 ロサンゼルス〜帰国

 今回の旅行は、かみさんは南米は興味ないとのことで、私ひとりで、阪急交通社(trapics)のツアーに参加した旅です。赤道を越えて南半球へはニュージーランドに次ぎ2度目です。

1日目(3/5 WED)
   ロサンゼルスへ

 今回は、成田空港に17:45集合のため、ゆっくりと家を出て、15:40新宿発のNEX39号で成田空港へ。第2旅客ターミナル・北団体カウンターに行き、同行する添乗員さん(藤田さん)のところで受付をし、マレーシア航空のカウンターで荷物を預け、今回は再集合なしというので、セキュリティー・チェックを受け、出国審査をして搭乗口へ。今回のツアー参加者は、28名とちょうど良い人数だ。

 マレーシア航空 MH−0092便(定刻19:45発 B777−200)は、順調に飛行、ほぼ定刻の12:40に、ロサンゼルス国際空港に到着。ここで入国審査、思っていたより時間がかからず、空港近くのホテルへは14:20に着く。明日の強行軍に備え、ゆっくり休むことにする。

日目(3/6 THU)   サンサスバドル(乗継)〜リマ(乗継)〜アスンシオン

 今日は一日、飛行機による移動だ。早朝の3:30にホテルを出発し、空港へ。まずはロサンゼルス発6
:35のアビアンカ航空AV529便(A321機)で、中米エルサルバドルの首都サンサルバドルへ約5時間のフライトだ。
 その後、15:08発AV417便(A321機)にて、ペルーの首都リマへ約4時間のフライト。さらにここから、22:10発AV907便(E190機)にて、パラグアイの首都アスンシオンへ。

日目(3/7 FRI)   リマ〜アスンシオン〜イグアスの滝観光(ブラジル側)

 リマから約3時間30分のフライトで、早朝の3:30にパラグアイの首都アスンシオンに到着だ。入国審査を済ませて、バスにて一路イグアスに向かう。

アスンシオン(パラグアイ)にて
 アスンシオン郊外のドライブイン?にてトイレ休憩。パラグアイの名物、アルミドン(マンジョーカのでんぷん)をこねて焼いた、チパ(Chipa)というチーズパンが売られている。まだ暗いうちだが買いに来る人がたくさんいる。朝食にするのだろうか・・・

アスンシオン〜イグアスにて −マテ茶−
 パラグアイの国民的な飲み物「マテ茶」は、イェルバ・ マテの葉やハーブをつぶして粉状にし、水または湯を注ぎ成分を浸出させて飲む飲料。 ビタミン やミネラルの含有量が極めて高く、飲むサラダとも言われている。道端で売られていて、バスの運転手さんも、マテ茶のカップと水の入ったポットを持ち歩いている。


 途中2度ほど休憩をして、ブラジルとの国境の町シウダー・デル・エステには10:30頃の到着。

シウダー・デル・エステの街
 ブラジルとの国境の街で、衣類、電化製品などが安く、ブラジルから多くの人が買い付けに来るという。


 ここで、パラグアイとブラジルの国境を流れるパラナ川に架かる、国境の橋「友情の橋」を渡りブラジルに入国。フォス・ド・イグアスの街のレストランにて昼食。

パラグアイとブラジルの国境
 国境を行き来する「モト・タクシー」というバイクのタクシー(後ろに客を乗せる)がたくさん走っている。  国境のパラナ川に架かる「友情の橋」。歩いて国境を超える人もいる。


 午後からはいよいよイグアスの滝観光だ。イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの両国にまたがる、ほゞ東京都の面積と等しい2,256kuにわたる広大なイグアス国立公園内にある。公園は、パラグアイとも国境を接しており、アルゼンチン側は1984年にそして、ブラジル側は1986年に別個にユネスコから世界遺産の登録を受けている。

 まず、観光ヘリコプターにより、空からイグアスの滝を見ることに。天気も晴天で滝の観光にはもってこいだ。

イグアスの滝
国立公園入口近くの、ヘリポートの事務所 このヘリコプターに乗って遊覧する

 公園入口近くのヘリポートから、7人乗りの遊覧ヘリコプターで飛び立つ。やがてイグアスの滝の全貌が見えてる。昨日は雨だったとのことで水量も多く、あちこちから水煙が上っている。それにしてもなんと壮大なことか、さすがに世界最大級の滝である。

イグアスの滝の全容
 イグアスの滝は、アルゼンチン (80%)とブラジル(20%) の二国にまたがる、世界最大の滝である。イグアス (Iguazu) とは先住民のグアラニ族 の言葉で大いなる水 (Y Guazu)という意味。全長2.7km程で半円形の形状をしており、そこに150から300(季節によって増減する)もの大小さまざまな滝が流れ落ちている。最大落差80m、滝の水量は毎秒6万5000トンという世界最大級の滝で、世界三大瀑布の一つだ。(ちなみにナイアガラの滝は3000トン/秒、ビクトリアの滝は9000トン/秒)

イグアスの滝(アルゼンチン側の滝)

イグアスの滝(悪魔ののど笛)


 およそ10分間の空からの滝観光を堪能した後は、ブラジル側からイグアスの滝の観光だ。現地ガイドのアレックス・吉川さんが案内してくれる。

イグアス国立公園
 イグアス国立公園入口(ブラジル側)  ホテル・ダス・カタラタス前で園内を走るバスを下車。


 公園入口より園内を走るバスに乗り、ホテル・ダス・カタラタス前下車。バス停の目の前から、ブラジル側の遊歩道がはじまる。この遊歩道からはイグアスの滝のほぼ全体を見ることができる。

               遊歩道から見たイグアスの滝

 遊歩道を進み、遊歩道の一番奥から、フロリアーノ滝の下に架かっている展望橋へと進む。轟轟と流れ落ちるフロリアーノ滝とその前に架かる虹、何とも言えぬ素晴らしさ。だが、水煙で、ポンチョのカッパを着ていても全身びしょ濡れだ。

イグアスの滝
フロリアーノ滝の下に架かっている展望橋
展望橋から見たフロリアーノ滝


 遊歩道の終点にある展望台から、豪快に流れ落ちるフロリアーノ滝を横からすぐ近くで眺めることができる。すごい迫力だ。

イグアスの滝(フロリアーノ滝)


 ここからエレベーターで上に上がったところに、イグアスの森の国立公園化に尽力したと言うり、サントス・デュモンの銅像が建っており、真ん中の銘板に「僕は君、フレデリコ・エンジェル(イグアスの森を個人で所有)、に言う、滝の周囲にあるこの自然の驚異は特定の個人が所有し続けるべきではない、と」とある。

イグアス国立公園
 サントス・デュモンの銅像  ブラジル側のイグアス国立公園内唯一のホテル「ホテル・ダス・カタラタス」
園内を走る2階建てバスで公園入口へ


 これで、ブラジル側の滝の観光は終わりだ。再び園内を走るバスで公園入口まで戻り、バスにて、公園入口からほど近いホテルに18:15に到着。ホテルのレストランで夕食を摂る。

 昨日から飛行機とバスによる移動、そしてイグアスの滝の観光とまともに睡眠をとれない強行軍ではあったが、壮大なイグアスの滝から元気をもらい、素晴らしい時を過ごせた。

                                               <4日目につづく>

                               
 
inserted by FC2 system