博開催期間 2004.4.8〜10.11
東名高速・浜松西IC料金所を出ると、浜名湖花博右へという案内があり、県道65号線を右に進む。暫く進むと 駐車場への案内標識がでてくる。約5km程行った大久保の交差点を右折、道なりに走り、花博のためにつくら れた?はまゆう大橋(花博期間中は無料解放)を渡るとまもなく左手が庄内駐車場である。ここからシャトルバス (無料)に乗り、5分ほどで花博会場に到着する。 ときめきゲートを入ると、そこは「花の街」のときめき広場である。会場はこの「花の街」と「水の園」、「緑の里」 の3つのエリアからなっている。 ときめきゲート(出入口) 会場案内図(クリックすると大きくなります) ときめき広場の正面は「花の大通り」で、両側に色々な花々が咲いている。その両脇には、花の苗やお土産物 屋や食べ物のお店が並んでいる。ときめき広場の右側には「しずおかふるさと館」、「ハーブの館・花夢香夢」、 「浜名湖館フルレ」などのパビリオンがある。左側には、山本寛斎プロデュースの立体庭園「KANSAI SUPER GARDEN」、最新の園芸産業技術を集めた「花みどり未来館」などがある。 KANSAI SUPER GARDEN ときめき広場 ジョウロンの泉(正面花の大通り) ときめき広場 花の大通り 花の大通り 「花の大通り」を通り過ぎると、正面に、夏の太陽が照りつける中、色とりどりの花が咲く花壁が立ち並ぶ「ほほ えみの庭」が広がっている。この花壁の中を通り抜けると、その先は運河で、その両岸は綺麗な花の咲く花壇の 「はなづつみ」である。運河には、右側に「しおみ橋」、右側に「かざみ橋」がかかっている。 ほほえみの庭 ほほえみの庭の花壁 花の丘 はなづつみ かざみ橋を渡っていくと、「水の園」に入る。水の広場では子供たちが水着になって遊んでいる。「水の園」の中 央部の「いろどり広場」から「緑の里」エリアの奥まで約850mにわたって会場を流れる「花と緑と水のスト ーリー」庭園と水辺の調和を楽しむことができる「いろどり運河」が続き、「いろどりクルーズ」が運行されて いる。いろどり運河に沿って進むと、いろいろなイベントが開催される「のたねステージ」のある中央広場に出る。 その脇には、地上50mの展望室から会場全体を眺めることができる「きらめきタワー」が建っている。 いろどり広場前のいろどり運河 いろどり広場にて きらめきタワー 「緑の里」に入ると、いろどり運河の左側に、約5000品種、50万株の花や植物が集結する日本最大級の植 物コレクション「百華園」があり、これをめぐる約1時間のガイドツアーが催されている。このツアーに参加して「百 華園」に入って行く。 「百華園」入口 ハマナデシコ 擬宝珠 ハマナデシコやいろいろな擬宝珠(ぎぼうし)の咲く擬宝珠の径、濃い紅色のひまわり・ムーランルージュや華 やかな花を咲かすハイビスカスが咲き乱れる「木花の園」、多肉植物で様々な紋様を描く「花帯の庭」、色々な 竹垣やパンダが食べているというソロバンダケがある「竹笹の庭」、花の形が時計の文字盤のように見えること からその名がついたトケイソウが咲いている「蔓の園」、睡蓮の花咲く「水面の庭」と続き、20世紀最大の発見と いわれるジュラシック・ツリー、世界三大庭園樹のコウヤマキ、チリマツ、ヒマラヤスギが展示されている「行方の 路」で締めくくられている。 濃い紅色のひまわり ムーランルージュ 珍しい花のハイビスカス 多肉植物で様々な紋様を描かれた花帯 二色咲きのアメリカディゴ 浜のあけぼの 60年に一度咲くという竹の花 竹の実 ソロバンダケ 時計の文字盤のように見えるトケイソウ ミッドナイト・ムーンというダリア スイレン ジュラシック・ツリー 世界三大庭園樹(左からコウヤマキ、チリマツ、ヒマラヤスギ) 百華園を出て、休憩所で遅めの昼食。ビールが旨い。一休みした後、一番奥の「モネの家」、「モネの庭」があ る「花の美術館」へ。モネが晩年暮らした、フランス・ジヴェルニーの家を再現した、かわいらしいピンク色の家 「モネの家」が建ち、その前には、名作「睡蓮」のモチーフとなったモネの庭園が再現されている。池にはモ ネが日本の浮世絵からヒントを得てつくったというフジ棚のある太鼓橋がかかり、睡蓮が咲いている。この庭園 をめぐって、モネの家に戻り、中に入ると、有名な黄色のダイニングが再現されている。 モネの家 モネの庭園 水の庭 モネの家から、ふたたび百華園の出口の所に戻り、さざなみ橋を渡っていろどり運河の対岸に行くと、いろどり 運河に沿って「国際庭園」が広がっている。「国際庭園」は全長約500mの広いエリアに、花・緑で表現する庭 園文化をテーマに、世界24の国と地域が出展し、ヨーロッパ、オセアニア・アフリカ、アジア、アメリカの4つのゾー ンで、それぞれの国や地域の自然環境をはじめ、文化、歴史、民族色が個性豊かに表現された伝統的庭園様式 が再現されている。 いろどり運河を行くいろどりクルーズ いろどり運河にかかるやすらぎ橋 幹の高さ1.5m程の世界最小のヤシ わい性ココヤシとその実 国際庭園 タイ 国際庭園 中国 国際庭園 カナダ 国際庭園を出ると(こちらが入口?)中央広場へとつづくにぎわい橋の袂に出る。ここから、見晴らしの丘、華 やかなイベントが開催される「水辺の劇場」の前を通って、しおみ橋をわたり、「花の街」に戻ってくる。 フローラムーバー (「ときめきゲート駅」と「花の美術館駅」を往復する電気自動車) 暑い中であったが、綺麗な花々や珍しい花や植物、モネの家と庭園、国際庭園など、見所も多く楽しい一日で あった。 おわり |