10:30、長津田駅前に、8名が集合、晴天の下スタート。駅南口を出て、長津田駅南口入口交差点を右折し少し進むと、右に入る細い坂道があり、そちらに進む。これは大石神社の女坂で、途中左側に石灯籠がある。上宿常夜灯と地神塔だ。
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「上宿常夜灯と地神塔」
この常夜灯は、天保14年(1843)に長津田宿の秋葉講中が建立したもので、初め、女坂の麓の小高いところにあったが、大山街道が拡幅された際に現在地に移された。
隣に並ぶ地神塔は常夜燈の前年に建てられた。地神塔は春分・秋分に近い戊(つちのえ)の日に、作物の神様である地神様を祀り、豊作を祈願したものである。 |
坂道を上りきったところに社がある。大石神社である。
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「大石神社」
大石神社の創建年代等は不詳であるが、元長津田村大石権現社と称し、大きな石を神体として在原業平を祀り、武蔵国と相模国の国境に鎮座していたという。その後村民の争いの結果当地に鎮座、大正12年には五月神明社、稲荷社を合祀したという。
神社の境内からは縄文土器や石器も出土しており、1万年以上前から長津田に人が住んでいたことを示している。 |
大石神社の先の長津田小学校入口交差点を右に曲がり、その先、二又に分岐している左の砂利道が大山街道だ。道の右側は小学校の石壁、左側は竹を主とした雑木林で、旧街道の面影を残している。
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