10:30、小田急線海老名駅前に、6名が集合、本厚木駅に向け歩きはじめる。
まずは、海老名駅前につづいている海老名中央公園にある海老名市の観光シンボル「七重の塔モニュメント」を見に行く。「七重の塔」は、平成4年(1992)に市制20周年を記念して観光の象徴として建てられたもので、奈良時代の海老名にあった相模国分寺の七重塔(高さ65m)を1/3に縮小して再現したものである。
海老名駅前から海老名駅入口交差点へ出て右折、河原口交差点までの一直線の道は、一大縄と呼ばれていて、中世の条里制の遺構である。この付近は海老名耕地と呼ばれ、条里制の名残をとどめている。
小田急線の跨線橋を越える。この跨線橋の上からは丹沢・大山の眺望が良い。今日は残念ながら大山の山頂は雲で覆われてしまっている。
相模線の踏切を渡ると河原口交差点に出る。そのまま直進すると二又の交差点に着くが、そこも直進しすぐの細い道を左折する。この辺りには河原口宿という小さな宿場があった。
この先を右折すると左手に海老名市立歴史資料収蔵館がある。ここは、市の歴史、文化等に関する古文書、写真、地図などの資料を収集、整理や保管を行い、郷土の歴史の理解を深める場を市民に提供するための施設として平成22年4月に開館した施設である。
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