10:30、本厚木駅前に、5名が集合、今回は少しメンバーが少ないが、晴天の下スタート。駅南口を出て、駅前の道を暫らく進むと旭町三丁目交差点に出る。ここが大山街道だ。ここを右折すると間もなく右手に最勝寺がある。
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「最勝寺」
最勝寺は、上杉謙信が再建した禅宗の寺である。昔、旅の僧が阿弥陀仏を背負って厚木に来た。閻魔堂で一夜を過ごし、翌朝、仏像を背負い旅立とうとしたが、どうしても仏像を動かすことができない。そこで、僧はそこへ仏像を安置して拝んだところ、村は疫病から救われたという伝説がある。
その閻魔堂の隣に寺を建立したのが、最勝寺の始まりと言われている。 |
最勝寺を出て、大山街道を南に向かって少し歩くと、熊野神社がある。
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「熊野神社」
厚木熊野神社の創建年代等は不詳ながら、寛元元年(1243)に相模国愛甲庄が熊野山領となっていたことから、熊野社が勧請されたのではないかといわれ、往古は村の総鎮守だったという。
神社境内は、熊野森と呼ばれ、大木鬱蒼たる森であったが大正末年に神木の銀杏を一本残して全て伐採されてしまった。この大銀杏は樹齢450年以上で、根元の幹の直径が3mもある。
熊野森は、江戸末期渡辺崋山来厚の時描いた「厚木六勝」の一つとして描かれている。 |
熊野神社から少し歩いた右手奥に智音寺(智音神社)がある。
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