2007.11.12〜14

和歌山・奈良の滝と熊野古道(中辺路)、そして古都の紅葉を観てきました。



 今回は、那智の滝には何回か行っているのでパスをし、また、一人旅でもあるのであまりムリをせず、白浜町の「八草の滝」と十津川村の「笹の滝」、下北山村の「不動七重滝」他に行ってくることにした。ところが、国道425号が工事で通行止めになっていて、十津川村から下北山村へ抜けられず、「不動七重滝」行きは断念しました。


         八草の滝(日置川の対岸、県道よりの遠望)                   八草の滝

日本の滝百選の一つで、大塔日置川自然公園の中にあり、日置川をはさんで対岸の深い森の中で白布を垂
らしたような姿を見せている。

     十二滝(十津川村)

R168号沿いの十津川にかかる、落
差70mの勇壮な滝。
       大泰の滝(十津川村)

R425号沿いの芦廼瀬川にかかる、落差は15mと少ないがエメラルドグリーンの滝つぼに落ちる美しい滝。

                           笹の滝(十津川村)             

日本の滝百選の一つで、紀伊半島の中央を流れる十津川の支流、大峰山系の釈迦ヶ岳を水源と
する滝川の上流にかかるこの滝は、十津川一の美瀑といわれている。滝壷からあふれ出た水が、
花崗岩の一枚岩を滑るように流れ下る光景はとても美しい。

    笹の滝入口
           笹の滝
               笹の滝

           宮の滝
          宮の滝(五条市大塔町) 

滝山の清水を集める滝谷が宮谷との出合いにかける落
差40mの滝で、途中、ジャンプするように落ちてくる流身
が特徴的な滝である。




 滝巡りの途中に、世界遺産である熊野古道の中辺路ルートに寄ってみる。中辺路は、紀伊田辺から熊野本宮へ続く熊野古道の中でもメインルートとして上皇たちが好んだ道である。


       熊野古道 中辺路ルートの起点                   滝尻王子社

王子は熊野参詣の紀路に祀られた、熊野の神の分社で、熊野詣の人々にとって、道標であり休憩所の役
目をはたした。熊野の聖域の入口とされるここ滝尻王子は、熊野九十九王子の中でも、最も格式の高い五
体王子の一つである。

      熊野古道 牛馬童子入口 

      熊野古道 牛馬童子への道                    牛馬童子像

大坂本王子と近露王子の間にある箸折峠には、花山法皇供養のために納経したといわれる宝篋印塔が立ち、牛馬童子像がたたずんでいる。像は高さ20cmほどの小さいものだが、法皇の姿を表したものともいわれ、気品と愛らしさが感じられる。

                熊野本宮大社 本殿(上四社) 

        熊野本宮大社 神門 
     熊野本宮大社 拝殿前の八咫烏

八咫烏は熊野権現の使いといわれる三本足の
烏で、日本サッカー協会のシンボルマークとして
お馴染みだ。

     熊野本宮 川湯温泉 仙人風呂

川を掘ればたちどころにお湯が湧くという大塔川
をせきとめた野趣あふれる露天風呂。
11月〜2月の期間限定でオープン。 
        谷瀬の吊橋(十津川村)

上野地から対岸の谷瀬に十津川を跨いでかか
る、日本一長い鉄線の吊橋。
長さ:297m、川面からの高さ:54m


古都の紅葉につづく


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