2010.4.4〜6


  
Hiroの中学校の同級生6人(女性3名、男性3名)で、由布院温泉と黒川温泉への旅をしてくる。

 第1日目(4/4 SUN) 

羽田空港9時に集合というのに、8時半過ぎには皆集まった。東京からは5名で、もう一人は福岡在住なので別府駅で落ち合うことになっている。

9:40羽田発のフライトで、定刻の11:20 大分空港に到着。天気はまずまずだ。空港でレンタカーを借りる。一行6名なので、1BOXのBOXYだ。
 空港から大分空港道路に入ると沿道の桜が満開で見事だ。日出ICで一般道路に下り、別府駅へ。ここで福岡在住のMさんと落ち合い、まずは腹ごしらえをしてから、その後、別府地獄めぐりをすることにする。

別府・鉄輪の地獄地帯は、千年以上も昔より、噴気、熱泥、熱湯が噴出していたことが「豊後風土記」に記され、近寄ることもできない、忌み嫌われた土地であったことから、人々より「地獄」と称せられるようになったという。海、鬼石坊主、山、かまど、鬼山、白池、血の池、竜巻地獄が八大地獄である。

 鬼山地獄の前の駐車場に車を停め地獄めぐりの開始だ。

鬼  山  地  獄
 鬼山という地名に由来し、別名「ワニ地獄」と呼ばれている。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニ飼育を始め、現在ボルネオ島の巨大ワニからアリゲーター、クロコダイル、ナイルワニなど世界のワニ約100頭を飼育している。  泉温98度

白  池  地  獄
 落ち着いた雰囲気の和風庭園にある、青白く美しい地獄。噴出時には無色透明の熱湯だが、池に落ちると、温度と圧力の低下により自然に色が青白く変化する。温泉熱を利用し、熱帯アマゾンの大魚・ピラルクや人肉魚ピラニアなどが飼育されている。 泉温95度

海  地  獄
 8ヶ所の地獄の中で最大の面積がある地獄。温室や池では、アマゾン原産の大鬼蓮や睡蓮が栽培されている。

鬼 石 坊 主 地 獄
 灰色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する様が坊主頭に似ており、鬼石という地名に由来して、このように呼ばれている。園内は桜が満開だ。

山  地  獄
 岩山の間からすざまじい噴気が上がっているところから、山地獄と呼ばれている。温泉熱を利用して、ゾウやカバ、フラミンゴ、孔雀などが飼育されている。 泉温90度

か ま ど 地 獄
 地元の氏神「竈門八幡宮」の大祭に、御供飯を噴気で炊いて奉じたことから名づけられたといわれる。大小の地獄が1丁目から6丁目まであり、海地獄のような青い池など、いろいろな状態の地獄が集合している。 泉温90度


残る2つの地獄は、チョッと離れているので車で移動する。

血の池地獄 龍巻地獄
 「豊後風土記」に「赤湯泉」と記された日本最古の天然地獄。血のように真っ赤に煮えたぎる粘土の池が広がっている。これは酸化鉄によるもので、噴気までが赤色。 泉温78度  「間欠泉」と呼ばれる、大地の圧力で、湯と噴気が50m以上の力を持って噴出する地獄。約30〜40分ごとに、約6〜10分噴出という、世界の間欠泉の中でも、休止時間の短いことで注目されている。 泉温105度


 これで八つの地獄完全制覇だ!地獄めぐりを終え、由布院温泉へ。急ぐ旅でもないので、大分自動車道に沿った一般道を40分ほど走り、17時に今夜の宿、「杜の湯 ゆふいん泰葉」に到着。

 のんびりと温泉に浸かり、日頃の疲れを癒し、その後は、お食事処で賑やかに小宴会?そしてまた一風呂浴びて、ロビーの暖炉を囲んでおしゃべり。夜は更けるが話は尽きない・・・

 

                                               <2日目につづく>


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