2006.11.28

 用事で九州・福岡に行ったついでに、10月30日に完成したばかりの、日本一の吊り橋「九重“夢”大吊橋」と日本の滝百選に選ばれている「震動の滝」に行ってみる事にする。博多駅前のホテルに一泊し、レンタカーを借り、Hiroが勤めていた会社の同じOBのIさん、Yさんの3人で、午前中の用事を済ませて出発。筑紫野ICより九州自動車道に乗り、鳥栖JCTから大分自動車道に入り、九重ICで下りる。国道210号線を豊後中村駅入口で右折し、県道40号を玖珠川に沿っておよそ10kmほど走ると、「九重“夢”大吊橋」の案内があり、大きな駐車場に入れる。 

 この辺りは、九酔渓といわれる紅葉の名所であるが、残念ながらチョッと遅かった。お陰で、道路や駐車場の混雑はなかった。(1週間ほど前は、駐車場に入るのに2時間、吊り橋を渡るのに2時間掛かったとのことである)

 「九重“夢”大吊橋」は、長さ390m、高さ173mと、いずれも日本一の大吊り橋である。橋の入口で通行券(往復500円)を買って入る。「日本一の大吊橋」と「九重“夢”大吊橋」の標柱の間を通って橋にかかる。

   

 橋の幅は1.5mあり、右側通行で渡って行く。大きくて、かなりしっかりした造りであるがやはり吊橋で、橋にかかると結構揺れている。渡り始めて1/3ほど行くと、右手に滝が見える。この滝は「震動の滝」の女滝で、中程まで行くと、女滝の右側奥に男滝が見える。

   

 IさんやYさんは平気で渡っているが、高所恐怖症のHiroは怖くて、お目当ては「震動の滝」なので、途中から引き返して、震動の滝展望所へと向かう。橋のすぐ手前を右に下っていき、5分ぐらい行くと行き止まりで、そこが男滝の展望所でここからの遠望となる。毎年、11月3日には、滝壷まで行く事ができるそうである。

    

 「震動の滝(男滝)」は、落差83mで、大分県でも一、二を争うほどの大瀑で、日本の滝百選にも選ばれており、轟音が付近の山野を震動させるほど激しいため、この名が付いたといわれている。

   
                   震動の滝(男滝)                               女滝

女滝への道は、マムシだ出るとかで通行止めになっていて、残念ながら、行く事はできず、橋の上からの遠望しかできない。

 「九重“夢”大吊橋」と「震動の滝」を堪能し、再び九重ICから大分自動車道、九州自動車道を走り、熊本空港から羽田へと帰ってくる。



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