2009.3.1〜4

第3日目(3/3 TUE)

 
今日は一日、石垣島の観光だ。天気も曇っているが暖かでまずまずのようである。ゆっくりとホテルのレストランで朝食を済ませると、Nさんご夫妻がレンタカーで迎えに来てくれ、島内を案内してくれる。

 島の海岸線を反時計回りにまわることにし、まずはサザンゲートブリッジを渡り、石垣港に埋め立てでできた八島人工島の公園へ。目の前には竹富島が見え、Nさんの奥さんは、よくここで釣りをするのだという。

        石垣島 八島人工島


 次いで、沖合いに世界的にも有名なサンゴ礁が広がる白保を通り、玉取崎展望台へ。石垣島北部の見晴らしのよい高台にあり、サンゴ環礁の海が目の前に迫り、石垣島でいちばんくびれた部分の伊原間や平久保半島が一望できる。ハイビスカスの花が植栽された遊歩道が整備されている。


                         玉取崎展望台
       ハイビスカスが咲く展望台          平久保半島を望む


 
伊原間から平久保半島の西海岸を走り、石垣島最北端の岬、平久保崎へ。一帯はなだらかな丘陵地で、先端には真っ白な灯台が建っていて、岬全体が黒毛和牛の放牧場として利用されている。サンゴ環礁の海が目の前に迫り、沖合いにはリーフに白波が打ち寄せている。

                    石垣島最北端 平久保崎


 伊原間交差点まで戻り、右折して川平へ向う。途中、川平の手前、山原のNさんご夫妻も時々行くというレストラン「カリブ・カフェ」に寄ったが、なんとお休みだ。仕方がなく近くのレストランで昼食。

 昼食後は、石垣島随一の名勝、川平湾へ。石垣島の北西にある美しい入江で、エメラルドグリーンの海に小舟のように浮かぶ島々が点在し、グラスボートに乗り、色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚を楽しむことができる。また、黒蝶真珠の養殖でも知られる。白い砂浜とグラデーションのある青い海がなんとも素晴らしい。

                        石垣島 川平湾


 グラスボートに乗り、海の中で生息するサンゴやきれいな熱帯魚を見たあと、琉球真珠の本店で目の保養だけして、近くの底地ビーチへ。川平集落の北西にある石垣島の代表的なビーチ。どこまでも続く美しい白い砂浜と、遠浅で波のおだやかな海は、シュノーケリング、ダイビング、ウインドサーフィンなどのマリンレジャーにも最適なところだ。 「日本一早い海開き」のビーチとしても知られる。


                       石垣島 底地ビーチ


 次は、石垣島最西端の御神崎へ。断崖絶壁が絶景の岬で、切り立った奇岩に打ち寄せる波がダイナミックだ。断崖上には白亜の灯台が建っている。4月から5月にかけて、岬一帯にはテッポウユリが咲き、甘い香りが漂い、この時期だけは雄大さの中に華やいだ景観が広がるという。

                        石垣島 御神崎


 
御神崎から名蔵湾沿いに、名蔵川河口周辺の、砂州で囲まれた干潟およびマングローブ林や原野を中心とした、アンパルと呼ばれる湿地帯を左手に見て走り、観音崎の唐人墓へ。1852年、中国からアメリカに送られる労働者たちを乗せた船が石垣島沖で座礁、王府と島民により一部が保護された。その時の犠牲者を祀るため1971年に建てられた墓である。
  
             観音崎             唐人墓


 石垣島を一周(約120km)し、石垣市街の北にそびえる標高230mのバンナ岳の山頂付近にある展望台へ。バンナ岳は全体が森林公園として整備され、散策路には亜熱帯性気候風土を感じさせる多くの珍しい植物が観察できる。展望台からは、360度のパノラマが広がり、八重山の島々と石垣市街地が一望できる。

                    石垣島市街(バンナ展望台より)


 石垣島一周観光を終え、夕食は、Nさんご夫妻と一緒に石垣タウンの島人ダイニング「TARAJI」で島料理をたべる。そのあとは、Nさんのなじみの民謡酒場「安里屋」へ。オーナーの安里 勇さんは、3枚のCDを発売し、今も様々な民謡のイベントに参加し、テレビにもよく出演しているという。Nさんご夫妻とは時々釣りに一緒しているという。旅情あふれる八重山民謡と琉球民謡にたっぷりとひたり、泡盛を飲み楽しい夜を過ごす。

                   石垣島 民謡酒場「安里屋」にて



第4日目(3/4 WED)

 今日は晴れて、チョッと暑くなりそうだ。ゆっくりと朝食を済ませ、チェックアウトしていると、今日もNさんご夫妻が迎えに来てくれ、石垣島の衣・食・住が集まる、石垣島で唯一のアーケード街「あやぱにモール」などを案内してもらい、お土産などを買う。

 買い物した後は、日本で一番南にあるという鍾乳洞「八重山鍾乳洞」を見て、名蔵にあるレストラン「コンキリエ」で、イタリアンの昼食をとる。Nさんご夫妻も時々来ているというこのお店は、北海道から来た方がオーナーというが、なかなかいい味だ。

           八重山鍾乳洞        レストラン「コンキリエ」


 のんびりと美味しい昼食を楽しんだ後は、途中、バンナ公園にチョッと寄り石垣空港まで送ってもらう。
石垣空港15:00発、那覇乗り継ぎで、定刻19:00羽田に到着。品川で食事をして、9時過ぎに無事、自宅に帰着。


     石垣空港にて              沖縄本島上空より


 今回の旅では、Nさんご夫妻に大変お世話になりました。真っ青な青空とはいかなかったが、雨にも会わず、念願の百選の滝「マリュドゥの滝」へも行かれ、石垣島一周や島唄ライブなど、本当に楽しい旅でした。今度は、もっとのんびりと行きたいものです・・・
 Nさん有難うございました。

                                                      おわり


        
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