第1日目 8月16日(水)
今回は、かみさんと滝めぐりに出かける。第1日目は、岐阜県の養老の滝を目指す。薄曇の東京の我が家
を、7:00に出発。東名高速道を順調に走り、浜名湖SAで一休みしたあと、10:30に名古屋(小牧IC)を通
過し、名神高速道を大垣ICで下り、養老町にある養老の滝へ。養老山脈の麓にある養老自然公園の奥にあ
る。30mの落差を流れ落ちる直瀑で、お酒が湧き出たという孝子伝説で有名な滝である。お盆休みの最中
で、かなり人が多い。
養老の滝をあとにして、県道56号線から国道365号線を経て関が原ICから再び名神自動車道に入り、米
原JCTから北陸自動車道を走り、片山津ICで下り、片山津温泉へ。途中、彦根ICで下り、彦根城と、丸岡IC
で下り、丸岡城を見学。宿には17:50到着。
第2日目 8月17日(木)
第2日目は、石川県吉野谷村の姥ヶ滝へ。今日も天気が良い。予定通り、8:40、宿を出発。国道8号線に
出て金沢方面に向かい、西軽海町から360号線に入り、下吉野で157号線を右に、瀬戸野で再び360号線
を、白山スーパー林道方面へ進む。白山スーパー林道は、霊峰「白山」の北側を石川県尾口村一里野温泉
から岐阜県白川村に通ずる全長33.3kmの有料林道で、昭和52年8月に完成したものである。
スーパー林道に入るとまもなく中宮料金ゲートを通り、15分ほど走ると蛇谷園地駐車場に着く。
駐車場から、渓流まで階段を一気におりて、渓流沿いの遊歩道を約15分程歩いて行くと、小さな露天風呂
「親谷の湯」があり、その向かい側に姥ヶ滝がある。落差76mの分岐滝で、老婆が白髪を振り乱しているよ
うに流れ落ちているので、この名が付いたと言われている。
蛇谷園地駐車場から5分ほど走ると、「ふくべの大滝」が道路沿いに見られる。この滝は、100選の滝には
入っていないが、落差86mと蛇谷随一の大滝である。
右手はるかに白山を遠望しながら走ると、やがてトンネルをくぐり岐阜県へと入る。ここがこの林道の最高
地点(標高1450m)で、ここからは下りとなり、白川村鳩ヶ谷へ出て、白川郷合掌造り集落に到着。ちょうど
12時だ。合掌造り民家園を見学し、その中のお休み処で手打ち蕎麦の昼食をとる。なかなかだ。
白川郷をあとに、156号線を南下、御母衣ダムの湖畔を走り、白鳥町に入るとすぐの前谷で右折、4kmほ
ど行くと阿弥陀ヶ滝入口で、駐車場がある。ここから遊歩道を15分ほど歩くと、名峰大日岳麓にかかる落差
60mの直瀑、阿弥陀ヶ滝に着く。
滝の北側にある洞窟の中で、修行中の長滝寺の僧が護摩を焚いたところ、阿弥陀如来の姿が浮かび上が
ったことからこの名が付いたと言われている。
阿弥陀ヶ滝を見たあとは、再び156号線を南下し、郡上八幡へ。八幡城や街中にある、名水百選に選ばれ
ている宗妓水を見て、八幡町から5kmほど離れた、長良川沿いにある長良川温泉に泊まる。
第3日目 8月18日(金)
今日も天気は良く、予定通り8:40、ホテルを出発。郡上八幡ICから東海北陸自動車道に入り、終点の荘
川ICで下り、158号線を高山市へと向かう。高山の町を通り抜け、平湯トンネルの手前から平湯峠を経て乗
鞍スカイラインを登って行く。
ところが、山頂の畳平駐車場で2kmの渋滞だ。約1.5時間かかって、やっ
と畳平に着いたが、あいにく、曇っていたので畳平には寄らず、そのまま長野
県側の乗鞍岳線(県道84号線)を下り、約20分で、三本滝レストハウス駐車
場に到着する。14:00になってしまった。
レストハウスの左側が遊歩道の入口となっており、ここたら木道など、よく整
備された遊歩道を約20分ほど歩くと、滝の直下の吊り橋に到着する。吊り橋
のすぐ上流が三本滝で、右から、小大野川の支流・黒い沢、小大野川本流、
無名沢にかかるそれぞれ趣を異にした三本の滝が一ヶ所に合流していること
から三本滝といわれている。水量も多く、素晴らしい滝だ。
三本滝を見たあとは、県道84号線を乗鞍高原から前川度まで走り、ここから158号線に出て、松本ICから
長野自動車道、中央自動車道を走り、甲府南〜猿橋間で渋滞にあったが、20:30我が家に到着。
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