鈴ヶ滝 |
新潟県岩船郡朝日村 | 分岐瀑 落差55m | 訪問日 2003年 8月7日 |
朝日連峰麓の高根川の源流帯、鈴川渓谷の最深部にかかる水量豊かな滝。落差 55m、幅10m、傾斜度50度の分岐瀑布ですざまじい音を立てて流れ落ち、滝壷前 に立つと飛沫が身体に降り注ぐ。 |
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苗名滝 (なえなだき) |
新潟県中頚城郡妙高高原町 | 直瀑 落差55m | 訪問日 1999年 4月29日 2004年 10月4日 滝紀行へ |
新潟県と長野県の県境、関川の本流にかかる滝で、柱状節理を持つ玄武岩の断層 でできている。滝の音が地震のように聞えるため、以前は地震滝と呼ばれていて、そ の地震(ない)が転訛し、苗名滝となったとされている。 |
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惣 滝 (そうだき) |
新潟県中頚城郡妙高村 | 直瀑 落差80m |
訪問日 2003年 10月2日 |
複式火山の妙高山麓の名湯燕温泉近くの大田切川支流にかかる名瀑で、赤茶色の 岩盤の上から水量豊富に滝を落としている。滝壷近くには不動明王の石祠があり、神 秘的な雰囲気で、今でも時折、行者がこの滝に打たれている。 |
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称名滝 (しょうみょうだき) |
富山県中新川郡立山町 | 段瀑・4段 落差350m |
訪問日 2002年 9月2日 |
立山にその源を発する称名川の流れが立山の大噴火による溶結凝灰岩をV字型に 150mも深く浸食した称名廊下の末端から落下する。第一段40m、第二段58m、第 三段96m、第四段126mで、これが連続して一条の滝となり、最上部の瀑流落差30 mを含め、全落差350mは常時水の流れる滝として日本一である。 雪解けの頃には右側の崖から落差500mものハンノキ滝をつくる。 |
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姥ヶ滝 (うばがたき) |
石川県石川郡吉野谷村 | 分岐瀑 落差111m | 訪問日 2000年 8月17日 滝紀行へ |
白山スーパー林道沿い、蛇谷を流れる尾添川(おぞうがわ)に流れ込む滝で、山の中 腹より岸壁を数百条の細かい流れが滑るように落ちる。その姿が老婆が白髪をくしけ ずっている姿に見えたので姥ヶ滝と呼ばれるようになった。 川を挟んで滝の対岸には露天風呂「親谷の湯」があり、露天風呂に浸かりながら滝を 眺めることができる。 |
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龍双ヶ滝 |
福井県今立郡池田町 | 分岐瀑 落差60m | 訪問日 2004年 10月5日 滝紀行へ |
部子(へこ)山麓を流れる部子川の上流にかかる美瀑。幅広となった流身は、白い布 を幾つも垂らしたようで美しく、古来より地元の雨乞神事が伝わる霊験あらたかな滝で ある。昔、この地に龍双坊という僧が住みつき、修行の傍ら神仏像を彫っていたところ からこの名が付けられている。 |
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米子大瀑布 (よなごだいばくふ) |
長野県須坂市米子町 | 分岐瀑 不動滝 落差45m 権現滝 落差40m |
訪問日 2001年 8月13日 |
四阿山(あずまやざん)に発する米子川は四阿山カルデラの板状、柱状節理の断崖 に不動滝と権現滝の2つの豪瀑を落とす。この2つの滝の総称が米子大瀑布である。 2つの滝は不動信仰、熊野信仰の聖地とされ、今でも時折滝に打たれて修行をしてい る姿が見られる。 |
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左:不動滝 右:権現滝 不動滝 権現滝 |
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三本滝 (さんぼんだき) |
長野県安曇郡安曇村 | 分岐瀑 落差50m | 訪問日 2000年 8月18日 滝紀行へ |
乗鞍岳の山麓、小大野川本沢及びその支流の黒い沢、無名沢にかかる滝で、それ ぞれ趣を異にした三本の滝が一ヶ所に合流している。同時に三本の滝が目に入るとい うのも珍しい。滝は神の下りてきた場所として崇拝され、修験者の行場となり、三本の 滝を望む中央の岩に不動明王と摩利支天の石仏が祀られていたといわれる。 |
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無名沢の滝 本沢の滝 黒い沢の滝 |
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田立の滝 (ただちのたき) |
長野県木曾郡南木曽町 | 分岐瀑 天河滝 落差96m | 訪問日 2004年 4月21日 滝紀行へ |
うるう滝、らせん滝、洗心滝、霧ヶ滝、天河滝、不動滝、そうめん滝等、木曾山中の大 滝川にかかる複数の滝の総称で、里から霧ヶ滝、天河滝、不動滝が縦一本になり、滝 が立ったように見えたためタルダチと呼ばれ、これがタダチになったという。 主瀑の天河滝は、落差96m、ほぼ垂直にそそり立つ幅広な岸壁を流れ下りてくる。 |
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螺旋滝 霧ヶ滝 天河滝 不動滝 龍ヶ瀬 うるう滝 |
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