今年の例年に無い寒さのため、「払沢の滝」が10年ぶりに完全結氷したとのことで、一人で出掛ける。
9時半過ぎに我家を出発、中央高速道を八王子ICで下り、滝川街道・五日市街道・檜原街道を走る。
払沢の滝に行く前に、あきるの市養沢にある大滝に寄ってみることにし、十里木で右折し、都道201号線に
入り、養沢神社のところを、大岳鍾乳洞方面に左折、大岳鍾乳洞の入口を過ぎたすぐ先の道路沿いに、小滝
がある。水量が少なくチョロチョロと流れ落ちているだけであった。さらに1km少し進むと行き止まりで、大滝
への入口だ。遊歩道を10分ほど行くと大滝にでる。落差30mの段瀑で、滝の両側が結氷している程度だが
綺麗な滝だ。
檜原街道に戻り、払沢の滝へ向かう。檜原村役場の前を通り、橋を渡り右折し滝の入口まで行くと、何と、
駐車場は満車で、少し先の臨時駐車場へ行ってくれとのこと。すごい人だ。やはり、10年ぶりの完全結氷だ
からなのだろう。10分ほど歩くと、払沢の滝だ。みごとな氷瀑である。それにしても、滝つぼの周りも人だらけ
だ。
払沢の滝を後にして、檜原街道を数馬に向かう。数馬の湯の手前、第2駐車場脇に、龍神の滝の入口があ
る。滝は1〜2分下った対岸にあり、落差18mの滝である。この滝も見事に結氷している。
数馬の湯を通り越し、九頭龍神社の先、橋を渡った右側に、九頭龍滝の入口がある。急坂を少し下ると左手
に、2段に流れ落ちる落差8.5mの九頭龍滝がある。こちらも結氷しているが、水の流れも見え、氷と流れの
調和が美しい。
九頭龍滝の先、奥多摩周遊道路の料金所ゲート跡のすぐ先の橋の袂に、吉川英治が名付けたという「夢の
滝」と書かれた立派な石碑があり、その向こうに落差8.5mの渓流滝が見える。こちらの滝はそれほど凍っ
ていない。
その後は、奥多摩周遊道路を走り、奥多摩湖畔を走り日原街道入口を右に都道184号線に入り、アメリカ
キャンプ村の前を通り、海沢林道を進むと、ヘアピンカーブの正面に海沢園地があり、三ツ釜の滝への入口に
なっている。ここから4〜5分で、落差19mの五段に流れ落ちる三ツ釜の滝に着く。見事な氷瀑だ。
帰りは、青梅街道、吉野街道、滝山街道を走り、八王子から中央高速道で、18時に帰宅。
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