ビクトリア・フォールズ、喜望峰を巡るスペシャル
南部アフリカ3ヵ国周遊 7日間の旅

                                                            2016.3.29〜4.4


  
 ・1日目 香港へ(乗継)
   ・2日目 ヨハネスブルグ(乗継)〜ケープタウン観光
   ・3日目 テーブル・マウンテン〜喜望峰観光(南アフリカ)
   ・4日目 ビクトリアの滝観光(ジンバブエ)
   ・5日目 チョベ国立公園サファリ・ドライブ(ボツワナ)
   ・6日目ビクトリアの滝(ヘリツアー)〜ヨハネスブルグ(乗継)
   ・7日目 ヨハネスブルグ〜香港(乗継)〜帰国

日目(4/1 FRI)   ビクトリア滝観光、ザンベジ川サンセット・クルーズ

 今日からはジンバブエの観光だ。そのため早朝4時にホテルを出発のはずだったが、空港まで送ってくれるバスが、エンジンがかからなくなり、急遽代替えのバスに来てもらい、かろうじて、ケープタウン空港でのチェックインが間に合い、予定通り、ヨハネスブルグで乗り継ぎ、12:30、ビクトリア・フォールズ空港の到着、昼食は機内食で済ませていたので、早速、ビクトリア滝の観光へ。

 ビクトリア・フォールズ(ビクトリアの滝)は、アフリカ大陸中南部にあるザンビアジンバブエの国境に位置し、ナイアガラの滝(アメリカ、カナダ)およびイグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)とともに「世界三大瀑布」とも呼ばれている。
 1855年に英国の探検家リビングストンによって名付けられたが、古くから現地の言葉で「モシ・オ・トゥニャ(雷鳴轟く水煙)」とも呼ばれ、その大迫力の姿と深い渓谷に守られた自然は1989年に世界自然遺産に登録されている。

ビクトリア・フォールズ(ビクトリア滝)


 滝の幅は1708m、落差は最も高い中央付近で108m、最も低い西の端でも80mあり、流れ落ちる水量は、増水期(2〜5月)で3000トン/毎秒と三大瀑布の中でも随一と言われていて、増水期には噴煙と見紛うほどの水煙が垂直に800〜1000mほども立ち上がる。落下する膨大な水が空気を巻き込み時速150kmにも達するため、滝壺付近では風速20mもの風が吹いている。

 今回のツアーはジンバブエ側からだけの観光なので、「ビクトリア・フォールズ国立公園」への入口であるビクトリア・フォールズ・ ビジターセンターから入り、まず、ビクトリア滝の名付け親である、リビングストン像の建っているところから、滝の西の端(左側)のデビルズ・キャタラクト(悪魔の大滝)と呼ばれるところを見る。流れ落ちる水量とその轟音はすごい迫力だ。

ビクトリア・フォールズ(ビクトリアの滝)
「ビクトリア・フォールズ国立公園」の入口。 リビングストン像


 リビングストンは、ヨーロッパ人で初めて、当時「暗黒大陸」と呼ばれていたアフリカ大陸を横断した。また、現地の状況を詳細に報告し、アフリカでの奴隷解放へ向けて尽力した人物でもある。
 1855年11月17日、ヨーロッパ人として初めてモシ・オ・トゥニャ滝 (Mosi-oa-Tunya) を目にし、その壮大な瀑布に感銘を受け、当時のイギリス女王ビクトリアにちなみ、ビクトリア滝と名づけた。

ビクトリア滝  デビルズ・キャタラクト


 滝に沿った遊歩道を東に進み、次いで見えるのはメイン・フォールズだ。滝の中央部分で、落差も最も高い108mで、水しぶきも激しく舞い上がり、これまた、すごい迫力である。

ビクトリア滝  メイン・フォールズ


 この辺から水しぶきが多くなり、雨の中を歩いている感じで、次のホースシュー・フォールズレインボー・キャタラクトは、かすかに見えるだけだ。そして、ビクトリア・フォールズ大橋が見えたらここでジンバブエ側のコースは終わりとなる。(このコースでは、滝の全幅1708mのうち、約1200mを見ることができる)

ビクトリア滝(ホースシュー・フォールズ、レインボー・キャタラクト)
 ビクトリア・フォールズ大橋(橋の中央が国境) 遊歩道の脇のこんな彫刻が・・・


 さすが世界三大瀑布のひとつだけあり、素晴らしかったが、もう少し水量の少なく、全体を見ることができる時が良かったかと思われた。明後日のヘリにより空から見るのが楽しみだ。

 ビクトリア滝観光を終え、ビクトリア・フォールズのホテルにチェックイン。一休みして、ザンベジ川のサンセット・クルーズへ。
 ザンベジ川は、ザンビア北部に源を発し、アンゴラ、ザンビア、ナミビアと流れた後ザンビアとジンバブエ国境を流れ、モザンビークに入りインド洋のモザンビーク海峡に注ぐ、アフリカ大陸で4番目に長い川である。途中にはビクトリア滝や、ほかにチャヴマ滝(Chavuma)、ンゴニェ滝(Ngonye)もある。

ザンベジ川  サンセット・クルーズ


 サンセット・クルーズは、ビクトリア滝の上流約4kmのところからスタートし、2kmほど遡って戻るおよそ2時間のクルーズで、素晴らしい夕陽を見ながら、ゆったりとした時間を過ごす。、

ザンベジ川のサンセット


 ホテルに戻り、ホテルのレストランで夕食。ワニの肉をはじめて食べてみるが、ソテーしたもので、鶏肉に似た感じのさっぱりとした味で、美味しかった。


                                               <5日目につづく>

                     
 

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