日本の滝百選

東 北

 大釜の滝
 徳島県那賀郡木沢村      落差20m 訪問日

2011年
12月1日



滝紀行へ
  坂州木頭川の支流、釜ヶ谷川にあり、落差はそれほどないが水量が多く、豪快に滝
 壺に水を落とす。滝壺はその名の通り大きな釜状になっており、水深は15mあるとい
 う。滝のまわりは高さ100mを越える絶壁で、迫力ある渓谷美を形成している。

 轟九十九滝
 (とどろき
   くじゅうくたき)

 徳島県海部郡海南町  段瀑  轟の滝  落差58m 訪問日

2011年
12月1日



滝紀行へ
  海部川の源流に落ちる、いくつかある滝の総称で、主瀑は轟の滝。一名王余魚(カレ
 イ)の滝といわれる。また、「本滝」と呼ばれることもあり、垂直にそそり立つ岩壁の間を
 豪快に落ちる滝である。水量は大変多く滝壺も大きい。この滝の上流には多くの滝が
 存在し、一番奥の鍋割滝まで、轟九十九滝と呼んでいる。
   
           本 滝                   二重の滝 

 雨乞の滝
 徳島県名西郡神山町  分岐瀑  雄滝  落差27m
        雌滝  落差45m
訪問日

2011年
12月2日



滝紀行へ
  鮎喰川の支流、高根谷川の上流にある滝。滝は雌滝・雄滝の二つに分かれていて、
 二つの川の合流点にそれぞれ滝があり、一つの滝壺に流れ込んでいる。雌滝の方は
 三段になっていて、女性的な曲線美を誇りながら岩肌を滑り落ちてくる。一方雄滝の方
 は水量が少ないためか余り目立たない。


  
 雄 滝                   雌 滝 

 雪輪の滝
 (ゆきわのたき)
 愛媛県北宇和郡松野町  渓流瀑 全長300m 落差20m
訪問日

2011年
11月29日



滝紀行へ
  四万十川の源流、鬼ヶ城山系に抱かれた滑床渓谷にかかる滝。滑らかな岩肌をそ
 の名のようにゆっくりと輪を描きながら流れてくる渓流瀑である。渓谷沿いには、三筋
 の滝、河鹿の滝などがあり、目を楽しませてくれる。
  

 御来光の滝
 愛媛県上浮穴郡面河村  直瀑  落差72m 訪問日

2011年
11月28日



滝紀行へ
  名峰石鎚山に発する面河渓の最深部に位置し、柱状節理の岩壁から文字通り光り
 輝いて落花している。岩石の崩壊のため、滝の下部は岩が積み重なり、滝壷の形をな
 していない。近寄るには、徒歩片道約5時間、整備されていない山道を行かねばなら
 ない。石鎚スカイライン長尾根展望台から遠望可能である。

 龍王の滝
 高知県長岡郡大豊町       落差16m 訪問日

2011年
11月30日


滝紀行へ
  県立自然公園梶ヶ森の七合目あたりにある。源流は頂上付近で湧き出ており、落差
 こそ小さいが水量は豊富。滝壷横には竜神が祀られている。この山一帯は、若いころ
 の弘法大師の修行の場所として知られている。
  

 轟の滝
 高知県香美郡香北町  段瀑・3段  落差50m
訪問日

2011年
12月1日



滝紀行へ
  物部川の支流、日比原川にかかる滝。三段に分かれた滝それぞれに滝壺があり、特
 に上段、中段の滝壺は釜状にえぐれ見事である。水量も多めである。付近は深い森が
 連なり、滝の白さを印象的にしている。この一帯は平家の落人部落で、滝には平家に
 まつわる「玉織姫伝説」が伝えられている。
  

 大樽の滝
 高知県高岡郡越知町  直瀑  落差32m 訪問日

2011年
11月30日



滝紀行へ
  横倉山を中心とする県立自然公園の中にある、仁淀川支流にかかる名瀑。周囲は
 原生林に覆われ、高知県では珍しい4億年以上も前の花崗岩でできた断崖絶壁を飛
 沫を上げて流れ落ちている。
  
 
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