2011.5.16〜22


 ・1日目 サンフランシスコへ

 
・2日目 ヨセミテ国立公園へ1日観光

 
・3日目 セドナ〜グランドキャニオン

 ・4日目 グランドキャニオン、モニュメントバレー


 
・5日目 グランドキャニオン〜ラスベガス

 ・6日目 ラスベガス〜ロサンゼルス

 ・7日目、8日目 ロサンゼルス〜帰国

日目(5/20 FRI)   グランドキャニオン〜ラスベガス

 今日はまたまた早起きをして、グランドキャニオンの朝日鑑賞だ。日の出が5時頃というので、4時に起き、4:40ホテルを出発、マザー・ポイントへ。幾らか雲があり、うまく見えるか微妙だ。かなり人も集まってくる。やがて東の空の雲の切れ目が赤く染まり、雲の上から朝日が顔を出す。素晴らしい!

グランドキャニオンの日の出

グランドキャニオンの日の出

グランドキャニオンの日の出


 朝日鑑賞を終え、ホテルに戻り朝食を摂り、8:30、ラスベガスへ向け出発。州道64号線を南下、ウイリアムスから国道40号線に入り、セリグマンで下り、ここから少しではあるが、旧ルート66を走る。

 ルート66は、1926年に創設されたイリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結ぶ全長3,755km(2,347マイル)におよぶ、大陸を横断する国道として、アメリカ合衆国南西部の経済・産業の発展に大きく寄与した道路であるが、1985年に州間高速道路の発達によりその役目を終え、廃線となったが、1990年、アリゾナ州とミズーリ州でそれぞれルート66協会が発足し、他の沿道諸州も次々とルート66協会を発足させ、現在では、旧国道66号線(Historic Route 66)として、国指定景観街道に指定されている。

旧ルート66 セリグマンの街にて
 セリグマンは、旧ルート66にある古きよきアメリカの面影を残す街といわれるが、ちょっとけばけばしい土産物店や、何台も並んでいる観光バスはチョッとイメージダウンだ。
 エンジェル・ディルガディーロさんのお土産物店兼、かつての床屋さん。1950年から床屋をやっている。椅子が1台あるだけの小さな床屋だ。今はリタイアしているが、頼めば散髪してもらえるとか。店の前にはマリリン・モンロー(看板)もいて、一緒に記念写真を撮っている。


 セリグマンから再び40号線を走り、キングマンで下り、ステ−キ・ハウスでターキー・サンドの昼食。キングマンもまた旧ルート66の通っている町である。

旧ルート66 キングマンの街にて
 40号線をキングマンで下り、旧ルート66を走ると、「ROUTE66」の看板やモーテルが多く見かけられる。
 キングマンは、アリゾナ州北西部に位置する都市で、交通の要衝であり、かつては旧国道66号線沿いの重要なコミュニティであった。

サンタフェ鉄道 キングマンにて
 1859年に設立され、アメリカ合衆国南西部の産業・経済を支えたサンタフェ鉄道(現バーリントン・ノーザン・サンタフェ鉄道)のアリゾナ支線が併走している。(右はキングマンの駅)


 キングマンからは、93号線を走り、アリゾナとネバダの州境にあるフーバー・ダムのダム湖、ミード湖に寄る。

 フーバーダムは、1928年、コロラド川をせき止め、飲料水と農業用水を確保する目的で着工、1935年高さ220mに及ぶダムが完成した。今では3階建て直径33mの円形からなるビジターセンターもあり、屋上展望台からのダムやミード湖の景色は一見の価値がある。

フーバーダムとミード湖
 フバーダムの建設により、コロラド、バージン、マディ川の水を利用して人造湖であるミード湖が誕生した。全長880kmの湖は、ラスベガスを始め、アリゾナ、カリフォルニア州の一部の水資源となっている。


 ラスベガス市内へ入り、M&M‘sというチョコレート工場に寄った後、ラスベガスの中心ストリップにある今夜のホテル「モンテカルロ・リゾート」へ。

M&M'sのチョコレート工場
  M&M'sのチョコレート工場の敷地内には、サボテン庭園があり、大きなサワロ・カクタスやいろいろなサボテンの花が見られる。。


 砂漠の中の 「不夜城」 といわれているラスベガス、第二次世界大戦が終了するまでは人口2万人にも満たない小さな町にすぎなかった。1950年代に入ってカジノホテルが次々とオープンし、現在のようなラスベガスが形成され始めた。


 カジノに加え、エルビスプレスリー、フランクシナトラなどに代表されるエンターテインメントがこの街のビジネスモデルとなり、世界を代表するエンターテインメントシティーへと変貌していった。
 90年代に入り、テーマパーク型巨大ホテルが続々と誕生し、 ギャンブルの街から、家族ぐるみで楽しめる総合エンターテインメントシティーへと変えていき、近年は大人向けの高級総合アミューズメントシティーを目指す方向に変化してきている。

ラスベガス・ブルバード
 ラスベガスのメインストリート。この一帯は、華やかで巨大なテーマホテルやカジノが並ぶストリップと呼ばれる繁華街。
 ホテル「MGMグランド」のシンボル、巨大なライオン像。  ハーレーダビッドソン・カフェ。 店の壁がら突き出した、世界一大きなハーレーが目印。


 ホテルにチェックイン後、近くの黄金に輝くライオンがトレードマークの「MGMグランド・ホテル」などを散策し多後、ホテルのレストランで夕食。その後、オプションの「ナイト・イルミネーション・ツアー」に。まずは、ホテル「ベラッジオ」の噴水ショーを鑑賞。

ホテル「ベラッジオ」の噴水ショー

ホテル「ベラッジオ」のエントランス
 ロビー前のエントランスの天井には、ベネチアン・グラスのシャンデリアが。お値段は何と4億円とか・・・

ホテル「パリス・ラスベガス」 ホテル「ミラージュ」の火山噴火
 エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館などパリの名所が集まっている。  ホテル前のラグーンを流れる高さ16mの滝が音楽に合わせて火山となって噴火する名物ショー。


 次いで、ダウンタウンのフリーモント・ストリートの長さ450m、高さ30mのアーケードで行われる、光と音の大スペクタクル・ショー「フリーモント・ストリート・エクスペリエンス」を楽しむ。

フリーモント・ストリート・エクスペリエンス
 天井のスクリーンに次々と投影される映像は迫力満点だ。アーケードには、カジノや土産物屋さんが並び、ミニステージでは歌やダンスなどをやっていて、ストリップとは一味違う、ダウンタウンの雰囲気を楽しめる。


 「ナイト・イルミネーション・ツアー」の最後は、ストリップの北端にある、アメリカ西部で最も高い、350mのタワー「ストラトスフィア・タワー」の展望台からラスベガスの夜景を楽しむ。

ラスベガスの夜景

ストラトスフィア・タワー
 106階の視界360度の回転レストラン「トップ・オブ・ザ・ワールド」では、ラスベガスの夜景を見ながら食事ができる。  地上270mの高さにある絶叫マシン「Xスクリーム」。台車がタワーの外縁部からハミ出るように前後に滑り出す。そして、前方までいくと、がたんと下に落ちる仕掛けになっている。


 ホテルに戻り、ラスベガスに来たからにはカジノに寄らなくてはということで、チョッとカジノで遊んでいく。が、残念ながら稼ぐことはできなかった・・・

                                               <6日目につづく>

                      
 
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