第6日目(11/19 SAT) ハノイ市内観光
今日も晴天。ホテルの部屋からハロン湾が一望でき、島影より登る朝日を見ることができた。
ハ ロ ン 湾 |
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ハロン湾の朝日 |
朝もやに煙るハロン湾の島々 |
8:00にホテルを出発、ハノイに向ってバス移動だ。途中民芸品店で休憩後、ハノイ市外の少し手前、ホン河沿いのバッチャン村に寄る。バッチャン村は、11、12世紀から伝わるバッチャン焼きのふる里。田園地帯の小村に2000の窯があるといわれ、村民の90%以上が陶器生産に関わっている焼き物の町である。
バ ッ チ ャ ン 村 |
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バッチャン村の入口にある、レストラン&工房 |
工房で、陶器に絵入れをしているところ |
バッチャン村の入口にある、レストラン&工房で、食事をした後、陶器に絵入れなどをしている工房を見学、そして、村の中のお店で買い物をして、ハノイ市内に入って市内観光をする。
ハノイは、ベトナム社会主義共和国の首都。南のホーチミンが商業の中心なら、ハノイは政治・文化の中心都市だ。11世紀に首都タンロン(昇龍)が置かれ、以来1000年の歴史を持つ古都にふさわしく由緒ある社寺が多い。その一方では、フランス統治時代に建てられた洋館や教会も多く残されている。
ハ ノ イ 市 内 |
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市劇場(オペラハウス)。1911年、フランス統治時代にパリのオペラ座を模して建てられたもので、ハノイに残るフランス風建築のひとつに数えられている。 |
リー・タイトー公園の向かい側にあるベトナム国家銀行。ベトナムの通貨“ドン”が、ここで発行されている。建物はモダニズムの影響を受けた建築である。 |
市劇場(オペラハウス)やベトナム国家銀行の建物を車窓から眺めて、ホアンキエム湖畔でバスを降りる。湖沿いにある、リー・タイトー公園内の李太祖(リー・タイトー)の像を見ながら、湖沿いに歩き、湖の北側一帯の「ハノイ36通り」と呼ばれる旧市街を散策をする。
ハ ノ イ 市 内 |
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ホアンキエム湖沿いにある、リー・タイトー公園内にある、李太祖(リー・タイトー)の像。像の高さは9メートル、重さ12トンある。
李太祖は、中国の長期にわたる支配からの独立後、1010年にタンロン(現ハノイ)に遷都し、初の長期政権を築いた李朝初代皇帝。 |
ホアンキエム湖。ハノイ市街の中心にある穏やかな姿の湖で、別名ホー・グオム(剣湖)と呼ばれ、緑豊かな湖畔は人々の憩いの場となっている。
北岸近くの湖上にあるゴックソン島には、13世紀の元に対する戦いで活躍した陳興道らを祀った玉山祠がある。 |
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ホアンキエム湖の湖畔にて。アオザイを着た美女たち(モデルさん?)。 |
ホアンキエム湖の湖畔のディンティエンホアン通りを走っているシクロ(自転車の前に人力車の座席をくっ付けたような形の乗り物) |
旧市街は、11世紀、李朝の都がタンロンに置かれて以来、産業の中心として栄えた場所である。このあたり一帯は保存地域に指定されていて、許可無く取り壊しや立替ができないので、路地が入り組み、古い家並みが続いている。
ハ ノ イ 市 内(旧 市 街) |
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旧市街地は、通りによって扱っている商品が異なる。 楽器の通りも あれば、仏具の通り、おもちゃの通り、衣類の通り、お土産屋の通りなど様々。 街全体が 巨大な百貨店のようだ。 |
次いで、タンロン城跡へ。11世紀から19世紀に栄えたベトナム王朝の城跡。近年まで軍の統治下にあり、内部を見る事が出来なかったが、2010年7月に世界遺産に認定された事で、一般公開されているようになった。
第一城壁に配されていた正門である端門(ドアン・モン)を入る。楼閣に上がると、国旗掲揚塔など、そこからの眺めが良い。
ハ ノ イ 市 内(タ ン ロ ン 城 跡) |
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端門(ドアン・モン)。第一城壁に配されていた正門。 |
端門(ドアン・モン)の楼閣からの眺め。 |
この城はフランス軍の基地として、フランス撤収後はベトナム軍の基地として使われてきたと言う。
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