2011.11.14〜20

          感動のアンコールワットと     魅惑のベトナム2都物語 7日間  

    1日目 べトナム・ホーチミンへ 市内観光

 
   ・2日目 メコン川クルーズ、ホーチミン→シェムリアップへ 

    
・3日目 アンコールワット他、アンコール遺跡の観光

    
・4日目 アンコール・トム観光、トレンサップ湖クルーズ

    ・5日目 ハロン湾観光(ディナークルーズ)

    ・6日目〜7日目 ハノイ市内観光〜帰国

日目(11/19 SAT)   ハノイ市内観光

 今日も晴天。ホテルの部屋からハロン湾が一望でき、島影より登る朝日を見ることができた。

ハ ロ ン 湾
ハロン湾の朝日 朝もやに煙るハロン湾の島々


 8:00にホテルを出発、ハノイに向ってバス移動だ。途中民芸品店で休憩後、ハノイ市外の少し手前、ホン河沿いのバッチャン村に寄る。バッチャン村は、11、12世紀から伝わるバッチャン焼きのふる里。田園地帯の小村に2000の窯があるといわれ、村民の90%以上が陶器生産に関わっている焼き物の町である。

バ ッ チ ャ ン 村
バッチャン村の入口にある、レストラン&工房 工房で、陶器に絵入れをしているところ


 バッチャン村の入口にある、レストラン&工房で、食事をした後、陶器に絵入れなどをしている工房を見学、そして、村の中のお店で買い物をして、ハノイ市内に入って市内観光をする。

 ハノイは、ベトナム社会主義共和国の首都。南のホーチミンが商業の中心なら、ハノイは政治・文化の中心都市だ。11世紀に首都タンロン(昇龍)が置かれ、以来1000年の歴史を持つ古都にふさわしく由緒ある社寺が多い。その一方では、フランス統治時代に建てられた洋館や教会も多く残されている。

ハ  ノ  イ  市  内
 市劇場(オペラハウス)。1911年、フランス統治時代にパリのオペラ座を模して建てられたもので、ハノイに残るフランス風建築のひとつに数えられている。  リー・タイトー公園の向かい側にあるベトナム国家銀行。ベトナムの通貨“ドン”が、ここで発行されている。建物はモダニズムの影響を受けた建築である。


 市劇場(オペラハウス)やベトナム国家銀行の建物を車窓から眺めて、ホアンキエム湖畔でバスを降りる。湖沿いにある、リー・タイトー公園内の李太祖(リー・タイトー)の像を見ながら、湖沿いに歩き、湖の北側一帯の「ハノイ36通り」と呼ばれる旧市街を散策をする。

ハ  ノ  イ  市  内
 ホアンキエム湖沿いにある、リー・タイトー公園内にある、李太祖(リー・タイトー)の像。像の高さは9メートル、重さ12トンある。
 李太祖は、中国の長期にわたる支配からの独立後、1010年にタンロン(現ハノイ)に遷都し、初の長期政権を築いた李朝初代皇帝。
 ホアンキエム湖。ハノイ市街の中心にある穏やかな姿の湖で、別名ホー・グオム(剣湖)と呼ばれ、緑豊かな湖畔は人々の憩いの場となっている。
 北岸近くの湖上にあるゴックソン島には、13世紀の元に対する戦いで活躍した陳興道らを祀った玉山祠がある。
 ホアンキエム湖の湖畔にて。アオザイを着た美女たち(モデルさん?)。  ホアンキエム湖の湖畔のディンティエンホアン通りを走っているシクロ(自転車の前に人力車の座席をくっ付けたような形の乗り物)


 旧市街は、11世紀、李朝の都がタンロンに置かれて以来、産業の中心として栄えた場所である。このあたり一帯は保存地域に指定されていて、許可無く取り壊しや立替ができないので、路地が入り組み、古い家並みが続いている。

ハ ノ イ 市 内(旧 市 街)
 旧市街地は、通りによって扱っている商品が異なる。 楽器の通りも あれば、仏具の通り、おもちゃの通り、衣類の通り、お土産屋の通りなど様々。 街全体が 巨大な百貨店のようだ。


 次いで、タンロン城跡へ。11世紀から19世紀に栄えたベトナム王朝の城跡。近年まで軍の統治下にあり、内部を見る事が出来なかったが、2010年7月に世界遺産に認定された事で、一般公開されているようになった。
 第一城壁に配されていた正門である端門(ドアン・モン)を入る。楼閣に上がると、国旗掲揚塔など、そこからの眺めが良い。

ハ ノ イ 市 内(タ ン ロ ン 城 跡)
 端門(ドアン・モン)。第一城壁に配されていた正門。 端門(ドアン・モン)の楼閣からの眺め。


 この城はフランス軍の基地として、フランス撤収後はベトナム軍の基地として使われてきたと言う。

ハ ノ イ 市 内(タ ン ロ ン 城 跡)
端門の楼閣から見た国旗掲揚塔 考古館。フランス統治時代からの建物


 中に進むと、龍の手摺の石段があり、その上が皇帝の宮殿であった場所とされていて、この石段を境として、皇帝と仕官の居住空間が分けられていたという。
 石段の上には、現在は敬天殿といわれる、フランス統治時代にフランス軍の司令部が置かれていた建物が残されており、この地で発掘された青銅器や陶器生活用具などが展示されている。

ハ ノ イ 市 内(タ ン ロ ン 城 跡)
 現在残っている最も古い遺構が1467年のこの龍の階段である。 敬天殿(ディエン・キン・ティエン)


 タンロン城跡を見学後、バスでチョッと移動し、一柱寺へ。李朝の第二代皇帝、李太宗が1049年に創建した仏教寺院・延祐寺内の楼閣で、池の中に一本の柱の上に仏堂を載せたユニークな形から、この呼び名で親しまれている。仏堂は小さいがベトナムを代表する古刹である。

ハ ノ イ 市 内(一 柱 寺)


 その後は、すぐ近くのホーチミン廟へ。ベトナムの民族的英雄、ホー・チ・ミン氏の遺体がガラスケースに入れられて安置されている霊廟である。2年の歳月をかけて建てられ、1975年9月2日建国記念日に完成したものである。そして、ちょうどタイミングよく、衛兵の交代を見ることができた。

ハ ノ イ 市 内(ホーチミン廟)
衛兵の交代

 ツアー最後は、ハノイを代表するエンターテインメントである、水上人形劇。水面を舞台にして繰り広げられる人形劇で、民話、習慣、伝説、民族的な話が、ベトナム伝統楽器の軽やかな音色と共に、水中で操られる人形によって綴られていくのである。

ハ ノ イ 市 内(水上人形劇場)
 この水上人形劇は、1000年も昔から伝わるもので、もともとベトナムの農民たちが収穫の祭りのときなどに屋外の水辺を使って演じていた。11〜15世紀(李朝、陳朝)の頃には、娯楽として宮廷にまで広まったといわれている。


 水上人形劇を楽しんだ後、タイ湖の近くのレストランで夕食をとり、ハノイ、ノイ・バイ国際空港へ。帰国は深夜便なので、9時半ごろに空港に入ったのだが、チェックイン・カウンターは人で溢れている。1時間以上かかってチェックインを済ませ、定刻0:10発、VN-310便にて成田へ。



日目(11/20 SUN)   〜帰国

 満席の東京行VN−310便 A300−200は、約4時間30分のフライトで、定刻より早めの6:40、無事、成田空港に着陸。通関後、NEXで新宿へ。11時前に無事我が家へ到着。お疲れさま!!


 今回の旅行、天候に恵まれ、世界遺産のアンコール遺跡群、ハロン湾そしてホーチミンとハノイのベトナム2都の旅を満喫できた。食べ物も、水が悪くそれで洗っただけの生野菜は食べなかったが、メコンデルタの町ミトーの名物料理、エレファントフィッシュの唐揚げやグレート・ライスボールなどやフルーツも美味しくいただくことができ、また、同行の方々とも和気藹々で、楽しい旅だった!! 
 同行の方々および添乗員の小松さん、お世話様でした。お陰で楽しい旅をすることができました。いつかまたどこかでお会いできるかもしれません。楽しみです・・・・・・。


                                               <おわり>

                               
 
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