2014.3.5〜15

  ・1日目 ロサンゼルスへ
  ・2日目 サンサルバドル(乗継)〜リマ(乗継)
  ・3日目 リマ〜アスンシオン〜イグアスの滝観光
  ・4日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光
  ・5日目 イグアス移住地〜アスンシオン(パラグアイ)
  ・6日目 リマ〜クスコ観光〜ウルバンバ(ペルー)
  ・7日目 マチュピチュ観光
  ・8日目 クスコ〜リマ市内観光
  ・9日目 ナスカ地上絵観光
  ・10日目 リマ〜サンサルバドル(乗継)〜ロサンゼルス
  ・11日目 ロサンゼルス〜帰国

第5日目(3/9 SUN)   イグアス移住地〜アスンシオン(パラグアイ)市内観光

 今日もまた晴天だ。8:00にバスでアスンシオンに向けホテルを出発。「友情の橋」を渡りパラグアイへ入国、国境より40kmほど西に行ったところにあるイグアス移住地に向かう。

ブラジル・パラグアイ国境
ブラジル側の税関  国境の「友情の橋」 国境で欄干の色が変わっている。


 途中で広大な大豆畑を見る。パラグアイの産業で最も重要な働きをしているのは農業であり、パラグアイは世界でも三番目の大豆輸出国だ。3.11東日本大震災の時には、ここで採れた大豆で豆腐を作り、被災地に届けたという。

シウダー・デル・エステ〜イグアス市(パラグアイ)
広大な大豆畑 大豆がなっている。(パラグアイの現地ガイドのホセさん)


 イグアス移住地(イグアス市)のガイド園田さんより、イグアス日本「匠」センターなどで、実際に体験された貴重なお話をお聞きする。

 1937年、日本人のパラグアイ集団移住が始まった。おもに農業を目的に移住した人々は、新しい農法の開発や、大豆の輸出ルートを確立したことにより、高い評価を受け、友好関係が続いている。イグアス移住地は、1961年に別の移住地から14家族が入植したことに始まり、現在では200所帯、850人ほどの日本人が暮らしている。

イグアス移住地にあるイグアス日本「匠」センター
 イグアス日本人会が2008年11月に、イグアス教育研究センターを改築、一部増設してオープン。2011年に迎える入植50周年に向けて当地の移住者に受け継がれてきた、手工芸品、木工、陶芸、和太鼓、絵画等々の日本の伝統工芸品を常時展示して“文化と匠の里”作りの一環とした。


 その後、イグアス農協の隣にある日系協力センター(スーパー)で買い物をし、園田さんの息子さんが経営する日本食レストランで日本食の昼食をいただく。

イグアス移住地
 イグアス移住地のシンボルにもなっている鳥居の立っている公園。 イグアス移住地の日本人学校
 イグアス農協 その前に貼られている銘板には、「パラグアイの不耕起栽培はこの地から広まった」と彫られている。


 午後は、アスンシオンに向け長距離のバス移動だ。市内に入る前に手作りレースのお店に立ち寄り、休憩と買い物をし市内へ。

アスンシオン
アスンシオン市庁舎  旧鉄道駅、現在博物館として利用されている。


 アスンシオンは アルゼンチン、ブラジル、ボリビアの3ヶ国に囲まれた内陸国パラグアイの首都。パラグアイ川に面しており、 川を挟んでアルゼンチンと国境を接している。

 旧市街が河岸に、新市街地が東部の丘陵地に広がり、肥沃な農業地域を背景に、食品・繊維工業が発達した商工業都市で、パラグアイの全人口の15%はこの都市に集中している。
 国会議事堂や大統領府などが立ち並ぶ旧市街地には植民地時代の面影をとどめる大聖堂や劇場などが残っている。

アスンシオン
アルマス広場(憲法記念広場) 旧国会議事堂
 パラグアイの国旗(左)は世界でただ一つ、表裏の模様が異なる国旗で、「ライオン」と「星」である。


 旧市街(セントロ)に入って、アルマス広場(憲法記念広場)のところでバスを降りる。広場の奥には旧国会議事堂が建っている。広場の少し先には、大統領官邸がある。港の近くに建つ白亜の宮殿で、19世紀後半、フランシスコ・ソラノ・ロペス大統領が、パリのルーブル美術館を模して建てたといわれている。

アスンシオン
大統領官邸


 次いで、英雄広場の一角にある霊廟へ。パリのアンバリッド(ナポレオンの墓がある)を模して造られたドーム型の霊廟で、初代大統領のカルロス・ソラノアントニオ・ロペスとその息子フランシスコ・ソラノ・ロペスほか戦争の英雄たちが祀られている。

アスンシオン
霊   廟 旧市街の街並み


 市内の観光を終え、18:15ホテルに到着。夕食はホテルのレストランで。明日は早朝の出発で、標高の高いクスコへ行くので、高山病対策として、今晩は禁酒をするようにとのことで、おとなしく食事をし早く休むこととする。

アスンシオン
 アルゼンチンとの国境のパラグアイ川。川向うはアルゼンチンだ。(宿泊したホテル・インターナショナルの部屋より)



                                               <6日目につづく>

                       
 
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