2014.3.5〜15

  ・1日目 ロサンゼルスへ
  ・2日目 サンサルバドル(乗継)〜リマ(乗継)
  ・3日目 リマ〜アスンシオン〜イグアスの滝観光
  ・4日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光
  ・5日目 イグアス移住地〜アスンシオン(パラグアイ)
  ・6日目 リマ〜クスコ観光〜ウルバンバ(ペルー)
  ・7日目 マチュピチュ観光
  ・8日目 クスコ〜リマ市内観光
  ・9日目 ナスカ地上絵観光
  ・10日目 リマ〜サンサルバドル(乗継)〜ロサンゼルス
  ・11日目 ロサンゼルス〜帰国

第9日目(3/13 THU)   ナスカ地上絵観光

 今日は観光の最終日で、ナスカの地上絵の見学だ。今日もまた晴天だ。7:00にホテルを出発、バスにてリマとナスカのほぼ中間のピスコまで行き、ここの空港からセスナ機にてナスカの地上絵を見に行くのだ。

リマ〜ピスコ
パンアメリカン・ハイウェイ 南北アメリカ大陸の国々を結ぶ幹線道路網。
 アラスカ州フェアバンクス(Fairbanks)を起点に、北米大陸西岸から中西部を通ってメキシコから中米に抜け、南米大陸の西岸を通りチリのサンチアゴから東へとルートを変えてアンデス山脈を横断し、ブエノスアイレス、さらにはそこから南下して大陸南端のティエラ・デル・フエゴ(Tierra del Fuego)に至るコースである。 


 バスは、パンアメリカン・ハイウェイを順調に走り、途中、お土産店での休憩をはさみ、11:00にピスコ空港に到着。ここからはセスナ機での観光だ。セスナ機は12人乗りなので、3班に分乗する。

ピスコ〜ナスカ
ピスコ空港からナスカの地上絵の遊覧飛行をするセスナ機


 紀元前後〜800年ごろにかけて、海岸から80kmほどの乾燥地帯に一つの文化が栄えていた。ナスカ文化である。ナスカの人々は、広大な大平原に三角形の図形、動物、魚、植物などの絵を描いた。それも空中からしかわからないほどの巨大な大きさの絵だ。いったいこれらは何を意味しているのだろうか・・・謎である。絵の大きさは約10mから大きなものでは300mにもおよび、その数およそ30個という。

ナ ス カ
ナスカの地上絵の上空より。パンアメリカン・ハイウェイもはっきりと見える。


 ピスコ空港を離陸しおよそ35分で地上絵のある上空に到着。副操縦士が、怪しげな日本語で「ミギ、ハネノシタ、クジラ・・・」と説明してくれるのだが、地上絵の線となる浅い溝は黒い地表の小石を取り除いて明るい地肌を露出させたもので、溝は深さ10cm、幅20cmのものなので、他に車の轍があり、どれが絵なのかよく分からない・・・
 だんだん慣れてきて、分かるようになってきたが、左右どちらの人にも見えるようにと、左右に旋回しながら飛ぶので、酔う人も出てくる。クジラ、宇宙人、犬、クモ、ハチドリなどの地上絵を30分間見て、ピスコ絵戻る。

ナスカの地上絵

ナスカの地上絵
クジラ 宇宙人
ハチドリ
クモ コンドル
うずまき
「木」 右上の建物は「ミラドール」(高さ20mほどの観察やぐら) オウム


 ピスコの海岸に面したレストランで、ペルーの代表的な料理セビーチェやシーフードの炒め物の昼食を摂り、午後は一路、リマへと戻る。これですべての観光を終え、リマのホテルのレストランで夕食。その後数時間の休憩をして、午前1:00にホテルを出発しリマの空港へ向かい、帰国の途へ。

ピ ス コ
 ピスコのレストラン前の海岸にて。 ボートにペリカンがとまっている。

ピスコ〜リマ
太平洋に沈む夕日


第10日目(3/14 FRI)   リマ〜サンサルバドル(乗継)〜ロサンゼルス(乗継)

 リマ・ホルヘ・チャベス国際空港にてセキュリティー・チェックと出国審査を済ませ搭乗口へ。4:10発AV954便(A321機)にてサンサルバドルへ。およそ4時間半のフライトでエルサルバドル・コマラパ国際空港に着陸。そして、ここで定刻8:20発AV522便(A320機)ロサンゼルス行きに乗り継ぎ、5時間15分のフライトでロサンゼルス国際空港へ。

 ロサンゼルス国際空港では入国審査をし、別のターミナルでのマレーシア航空の成田便のチェックインを行うのであるが、到着が1時間ほど遅れたので、ぎりぎりのチェックインとなったが、何とか間にあってホッとする。

 15:40発MH0093便(B777−200)成田行きは定刻に離陸。


第11日目(3/15 SAT)   ロサンゼルス〜帰国


 MH0093便は順調に飛行し、およそ12時間のフライトで定刻の19:45に成田空港に着陸。通関後、NEXで新宿へ。23時過ぎに無事、我が家へ到着。お疲れさま!!


 今回の旅行は、飛行機に10回(遊覧飛行を除いて)も乗るというハードなスケジュールではあったが、何といっても天候に恵まれ、イグアスの滝、マチュピチュ遺跡、ナスカの地上絵という南米観光の三大ハイライトともいわれるところすべてで、素晴らしい観光ができた。そして、富士山の八合目ほどの標高のクスコや少し低くはなるがマチュピチュでも、心配していた高山病にも罹らず、ナスカでのセスナ機でも飛行機酔いもせずまた、同行の方々とも和気藹々で、楽しい旅でした!! 

 同行の方々および添乗員の藤田さん、お世話様でした。お陰で楽しい旅をすることができました。いつかまたどこかでお会いできるかもしれません。楽しみです・・・・・・。

                                                  おわり

                       
 
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