第6日目(6/23 MON) コンヤ〜パムッカレ観光
今日はコンヤからパムッカレへ移動し、石灰棚とヒエラポリス遺跡の観光だ。8:00にホテルを出発、国道300号線(D.300)を走り、アクシェヒルのカフェ・レストラン「OZKON」でトイレ休憩&チャイタイム。チャイの町で国道300号線と別れ、ディナールまで、チャイ(川)の道を行く。
コンヤ〜パムッカレ |
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アクシェヒル駅 |
カフェ・レストランでチャイタイム。 |
ディナールのレストラン「AKDENIS」で昼食。ディナールからは国道320号線(D.320)を走り、15時少し前にパムッカレに到着。
コンヤ〜パムッカレ |
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国道沿いの大理石の山。今も大理石を採掘している。 |
昼食を摂ったレストランの店先で“ケシの実”を売っていた。 |
パムッカレは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味をもつ国内有数の温泉地。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地であることによる。段々に連なる真っ白な石灰棚、そしてベルガモン王国やローマ時代に繁栄した古代都市ヒエラポリスがある。ヒエラポリス-パムッカレとして世界遺産に登録されている。
石灰棚は、遺跡の広がる台地東端の急斜面に見られる。石灰分を多量に含む湧水が、台地からあふれ岩肌を伝い、長い年月のうちに沈殿し凝固した石灰華岩が斜面を覆いつくし、更に積もって幾重もの棚を形成したものである。棚のプールは大小合わせて100以上もある。
パムッカレ 石灰棚 |
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南ゲートから入り、まずは石灰棚へ。観光案内所の先のところから、ゆるい斜面が下の方まで続き、斜面に温泉が流れ、所々に膝くらいまでの深さの大小のプールがあり、多くの観光客が足湯を楽しんでいる。
パムッカレ |
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南ゲート |
石灰棚 |
私たちは、あとで足湯を楽しむことにして、さらに奥の方に行ってみる。進むにつれ段々になった水のたまった石灰棚が見えてくる。パンフレットにあるような、空の色を映し、水色に見える段々に連なる石灰棚・・・幻想的で美しい光景だ!
パムッカレ 石灰棚 |
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足湯のできるところまで戻り、靴を脱ぎ足を踏み入れる。滑って転ばないよう注意をしながら、童心に帰ったようで、暫らく足湯を楽しむ。
パムッカレ 石灰棚 |
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石灰棚で足湯を楽しむ観光客。 |
その後、ヒエラポリス遺跡へ。ヒエラポリスは聖なる都市を意味する。石灰棚を臨む丘の上に、紀元前190年頃、ベルガモン王エウメネス2世によって建造された古代都市の遺跡。最盛期には人口10万人を数えたという。
ローマ皇帝ハドリアヌス帝やカラカラ帝も訪れたといわれ、紀元前2世紀にハドリアヌス帝が築いた円形劇場や、アポロ神殿、浴場、出土品を納めたヒエラポリス博物館などがある。
パムッカレ ヒエラポリス遺跡 |
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南ビザンチン門 |
城壁の一部 |
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パシリカ
何の跡であろうか? |
ヒエラポリス博物館 2世紀に建造された南大浴場を利用し、ヒエラポリス出土の彫像や石棺などを展示している。 |
南ビザンチン門や一部残っている城壁などを観て、ヒエラポリス博物館の前を通り、その奥にあるアンティーク・プールへ。温泉プールで、プールの底にローマ時代の遺跡が転がっている珍しい温泉である。クレオパトラが入ったと云われているが・・・
パムッカレ ヒエラポリス遺跡 |
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アンティーク・プール |
アンティーク・プールの奥からはハドリアヌス帝により紀元前2世紀に造られた野外円形劇場を望める。
パムッカレ ヒエラポリス遺跡 |
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アポロン神殿
太陽神アポロンに捧げられた神殿。ドーリア様式の建築だったが、今は崩れた柱が転がるのみだ。 |
野外円形劇場
ハドリアヌス帝により紀元前2世紀に造られたローマ劇場で、1万5000人を収容したという。 |
石灰棚と遺跡を楽しんだ後、北ゲートから2.5kmほど北にある温泉村カラハユットのホテルにチェックイン。ホテルのレストランで夕食。ビュッフェだが、トルコ料理の定番のドネル・ケバブの実演をしていた。
パムッカレ カラハユットのホテルにて |
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ドネル・ケバブを焼いているところ。 |
ベリーダンス・ショーをやっていた。 |
夕食後、室内の温泉プールで久し振りに泳いだ。プールの脇にハマム(トルコ風呂-蒸し風呂式の浴場)があったので、ちょっと入ってみた。有料のハマムでは、アカすりやエステのサービスが頼めるようになっている。
<7日目につづく>
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